傷付くのは誰。
先日、「やせた?」としつこくからかってくる少し困った人のことを書きました。
これまでも、「もう(言わなくて)いいよ」、「ハイハイ」など、私なりに拒絶の態度は取っていたつもりです。
そしてついに先日、「大嫌い、しつこい、構ってほしいならもっと別の関わり方をしてください」と伝えたところ、翌日私のご機嫌伺いに見えたところでした。
少しは懲りてくれたかなと期待していたのですが、朝、私の部署に顔を出されました。
私はとっさにパソコンに隠れたのですが、わざわざ回り込んできて、顔を覗き込むようにしながらこう言ってこられました。
「今日は(体を)ジロジロ見ないからね」と。
一度目を無視したところ、二度言われて…
ついにキレてしまいました…。
「もう本当にやめてくれない?本っ当に嫌なんだって」
目が合うと嫌悪感からひどい言葉を羅列しそうだったので、顔を見ずに言い放ちました。
すると、
「そう言われるとさすがに凹むなぁ…」
と返されたので、
「いや、私、ずっとそうだったから」
とピシャリ。
こう返すのが限界でした。
「本当にすみませんでした」
彼は小声でそう言い、離れていきました。
私は最後まで顔を見ることができませんでした。
…
とても雰囲気を悪くしてしまいました…。
ずっと我慢して、結果爆発してしまうなら、最初から我慢しなければよかったのかもしれません。
ですが、あちらはあくまでも冗談のつもりで、あまりハラスメントと騒ぎたくもありませんし今後の付き合いもあるのでずっと我慢し続けた結果でした…。
過去に「やらせろ」と言われたこともあるので、私はこの件はハラスメントだという認識でいます。
その後ずっと、嫌な気持ちで過ごしました。
大人げなかったかな、気にし過ぎる自分にも問題があるんじゃないかな…
そんなことを考えながら。
なぜ、言われ続けて傷付いている側がさらにまた傷付かなければならないのでしょう…。
涙が出てきました。
先日の送別会の後に電話をしてしまった同僚に…今度はラインをしてしまいました。
いつも返事は遅めなのですが、レスも早く、何度かやり取りをしたところ「よく我慢してきたね、あなたは悪くないよ」と言ってくれました。
私の体調の変化によく気が付き声を掛けてくれる人。
私の頑張りを認めてくれる、優しい人です。
また甘えてしまいましたが、今回も優しく励ましてくれ、救われました。
友達はいなくても、いい仲間は…私にもいるみたいです^_^
大切にします。
その状況を知った他の同僚からも、「あなたはチョコレートが好きだから」と高級チョコレートをいただきました。
ハラスメントってすごく難しいですね。
受けてみて思うのですが、言っている方は冗談ともとれる曖昧な言動で攻めてくる。
それに対しこちらがムキになると「ほんの冗談じゃないか」とまるでこちらが大人げないとでもいうような扱いを受ける。
場合によっては、「誰がお前なんかに」・「気にし過ぎなのでは」とさらにこちらが傷付けられる。
攻撃を受けるだけでも傷付き、反撃をしてもなお傷付くのは「される側」…なのですね。
「二度と顔(ツラ)見せるな、消えろ」
(言葉が悪くてすみません…)
キレてしまったのはよくなかったですが、今回は、そう言わなかった自分を褒めたいと思います^_^
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